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オレ今、静かに、そのときが来るのを待ってるんだ。


a:そのときって?
b.お別れのときだ。

a:そのコとは長いの?
b:めちゃくちゃ長い。離れるときが来るなんて、思っても見なかった。
ただ、長すぎたのかな、環境が変わったことに、気づかなかった。お互い。

a:つらくないの?
b:それが自分でも不思議でね。もう、そっとしておいてあげたい。
 自分の意思で僕の元を離れるんだから、しょうがないよね。

a:様子が変わったのはいつから?
b:うん、アイツの様子がおかしくなったのは、、、3ヶ月くらい前かな。
 オレ、ランニング始めたじゃん?
 あの日は、初めて20キロ走ったときだから、よく覚えてるよ。
 雨が降った日だった。
 家に帰ってきて、濡れた服を着替えてたら、気づいたんだ。
 アイツの顔色がね、真っ青を通り越して、真っ黒。

a:病院は?行かなかったの?
b:ああ、痛みはなかったんだ。家族は心配して「早く病院行ったら?」って言うんだけど。
 しばらく様子見ることにしたよ。

a:そんな顔色じゃ、そりゃ心配するわよ。普通。
b:でも、出来ること何にもないだろうからな。医者もどうしょうもなかったと思うよ。
 手遅れってやつだな。見た瞬間にあきらめるしかないと思ったよ。

a:で、いまどうしてんの?
b:どうもしてない。もうすぐ、アイツとはサヨナラ、、、なのかな。残念だけど。
 でも、また代わりのコがくるから。少し時間かかるけどね。

a:あら、強気ね、余裕じゃない。
b:物理的な痛みがなかったからだよ。精神的には、、、アイツ見るたびへこんだけど。
 でも、もうすぐオレからは離れていく。

a:感傷的ね。
b:長い間、オレの一部みたいなものだったからね。
 
a:少しは成長した?
b:そんな。今言われたってわかんねぇよ。
 オレにできることは同じ過ちを繰り返さないこと。でも、どうやったらいいのかわかんねぇしな。

a:あと、雨の日のランニングは続けるの?
b:どうやらオレにとっては縁起が悪いな。また、他のヤツが同じ目にあっちゃう・・・
 アイツの犠牲を無駄にすべきではないんだけど。

a:でも、やめられないんでしょ?
b:まぁな(笑)

a:そのときが来たら、どうするの?
b:アイツのことだから、俺に気づかれないように、黙って行くだろうね。
 でも、また、走り続けるよ。走って、走って、強くなるよ。オレ。

The END

「黒爪なんかに負けないぞ!」
最終話 『ついに、黒爪が・・・最期のそのときまで』 でした。


雨でネタがないとはいえ、これはないな(笑)


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